400

12:23 Sun 08.06
やっと読了本が400冊越えた。初めのペースを考えると本当“ようやく”といった感じで。今じゃひと月に60冊越えとか無理だ。
昨日お昼テリヤキバーガーにマクドナルドのポテトMサイズをかなり久しぶりにまるごと一つ独りで食べきったら、胃がもたれて夕食もまともに食べれなかった。歳だな・・・(鬱)。


愁堂れな
『シャッフリング・デイズ!』 ★★☆
はちゃめちゃコメディ系としてはそこそこ楽しい。会社での郁の描写が殆ど無いことや、浮ついた郁を好ましく思っていなかった東条が告白から二週間も経たないうちに肉体関係をもとうとする不自然さを考えなければ、の話だが。

樹生かなめ
『やれる時にやっておけ』 ★★☆
ラストの取ってつけたようなベッド・インは無くていいと思う・・・。

英田サキ
『愛しすぎる情熱』 ★★★
つまらないわけじゃないけど、案外地味な話だったんで印象に残ってない。

綺月陣
『背徳のマリア 上』
表題作「背徳のマリア」は大好きだけど、その他リンク作が嫌いなので、評価が真っ二つ分かれることになり採点不可能(爆)。

「人魚の声が聞こえる」
圭介を想うが故に、他人の遺体を身代わりに自らの存在を抹消させた後、精巧な性転換手術を行い≪女≫(アキラ)となって圭介に近づく彰。結果的に圭介は全てを知った上で双方の≪あきら≫を愛するようになる、という話。
この時点で既にやたら彰(アキラ)にムカついてしょうがなかった。彼の、女になってまでも圭介と共に生きたいという気持ちはまぁ解る。だが身体の骨まで削ったくせに顔には一切メスを入れていない狡猾さと、性交渉をせまる回数の多さが不快だ。アキラにとっては言葉に代わる唯一の愛を確かめる方法なのかもしれないが、一方では女の肉体を利用し圭介を肉欲に溺れさせようとしている風にも思える。そして何より、そういった面が確かにあるのにまるで人魚姫のような悲劇のヒロインに例え、おセンチな話に仕立て上げているところが全く好かん。むしろ彰の異常なまでの執着をもっと暴き描いて欲しかった。

「体温は証明する」
他人(仏)を自分の身代わりに海に沈めたてめえが命の大切さを語るんじゃねーよ、と言いたい。

「背徳のマリア 前編」
下巻の後編と合わせてもこの作品は★五つ。面白かった。

綺月陣
『背徳のマリア 下』
下巻は丸々「背徳〜」かと期待したが、7割方彰の話で最低な気分に。お陰で読み始めるまでに二の足を踏みまくった。
彰の愚かさにも腹立たしいが、そんな彰を周りが肯定していることが一番不快。黒崎の行為は罰され忌むべきものだと罵っておきながら、同様の事を犯した彰に対しては何故「不憫な彰。可哀相な彰」なのか全く理解できん。悪意でデータを改ざんしたり、この医者らは倫理に反した行為を平然と行い、尚且つそれに対し自分には何の罪もないと思っている。こんな奴らに対して同情しろと?

砂原糖子
『イノセンス ~幼馴染み~』 ★★★☆(3.25)
離れたり近づいたりしてるんだけど、二人の間に何か問題が起こるわけではないのでいたって心穏やかに読めた(笑)。≪田舎≫≪上京≫≪幼馴染み≫という点では『恋雪』に酷似。最後の一歩を踏み出すまでに8年近くかかってしまった、しかしその間片時も心移りすることがなかったという二人の純な所が好い。

椎崎夕
『非保護者』 ★★★☆
私が好きじゃない、≪言うつもりは無かったのにはずみで告白しちゃったパターン≫が出てきた途端ガックリ。こういうパターンってどうも嘘臭くてダメなのよねぇ。

たけうちりうと
『カインの扉』 ★★★★★
あー泣けた。当然というか、ま、普通に舟に感情移入してしまって・・・。
かつて自分のまさしく片割れであった者が、いつのまにか“遠く”へ行き、しかし自分はまるで変わらず留まっているばかり。ぽつんと置いていかれたような悲しみ、切なさ、嫉妬、腹立たしさetc。向こうが美しく成長し、幸せな日々を送っているとなれば尚更胸苦しい。この苦しみはそれまで間接的にでも櫂を苦しめたことの報いなのだろうか?悪意も自覚もない無神経・無関心が彼の罪なのか。残酷だ。舟は一人で立ち直らなければならない。櫂がそうしたように。ビデオは今でも櫂は舟を想っているという櫂のメッセージであり、やさしさなのだろう。でも、ああ、本当に胸が痛くて苦しかった。去ってしまった人の思い出が残る場所で過ごさなければならない辛さは、残された者にしか解らない。
あとがきで本文と全く関係ない事を書くのがこの作者のスタイルなのだろうが、どうせ書くなら少しぐらい本文に触れる読者サービスも欲しいところ。

砂原糖子
『野ばらの恋』 ★★★
砂原作品は普段サクサク読めるんだけどこれは進まなかった。如何せんシチュが萌えない。≪男やもめ@老人ホーム≫、しかも若干天然系の受け。なんつーか、暖簾に腕押しっちゅーか、糠に釘っつーか、読んでてもイライラはするけど手応えが無い。でも後半に入ったら面白くなってきたので比較的スルスル読めるようになった。

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